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坂口恭平さんの絵で読む「抄訳 アフリカの印象(レーモン・ルーセル)」が新訳で登場!!!

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 ※九州外のみなさまからのお求めについては、ページ後半をご覧ください。
 
00_quinoazフランス文学の古典、難解で摩訶不思議な小説「アフリカの印象」を抄訳で刊行します!
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 

1 Les lettres du blanc sur les bandes du vieux billard.
2 Les lettres du blanc sur les bandes du vieux pillard.
 1の文と2の文は末尾の単語の頭一文字以外、すべて同一である。にもかかわらず、そのたった一文字によって「古い玉突き台のクッションに書かれたチョークの文字」から「老いた盗賊の一味について書かれた白人の手紙」へと意味を変えてしまう。ルーセルはこの奇妙な言葉遊びを絶対的な真理か何かのように扱い、まず『黒人の中で』という短編を書いた。1の文で始まり、2の文で終わるというのがその短編の仕掛けである。
『アフリカの印象』はその十年後に書かれた傑作だ――
 
いとうせいこう(作家・社会編集者)〈解説より引用〉

 
 そう、アフリカの印象は、全編に渡って執拗なまでに、このような「言葉遊び」に基づいて書かれた長編なのです。
 しかも、原文のフランス語は、あえて機械的な無機質で難解な言い回しが多用されています。ルーセルを「難しい!」と感じる要素はそのあたりにありそうです。
 
 そこで!
 今回は、國分俊宏先生にお願いして、この「アフリカの印象」をやや平明に、あるいは少し躍動感を感じられるように、読み易く訳していただきました。
 國分先生は光文社古典新訳文庫さんでゾラの「オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家」を翻訳するなど、とても素敵な翻訳をされます。
 (余談ですが、このゾラの短編集、思わず笑いだしてしまうくらい面白いので是非ご一読を。「ある土曜日の朝六時、僕は死んだ。」で始まり、死んでいないのに死んだと思われて墓にいれられてしまった「僕」の孤独と焦燥と切迫感と恐怖があますところなく描かれているのですが、どうにも随所でおかしみを感じてしまうのです。これは國分先生の翻訳のなせる業でしょう。さあ、「僕」がどうなったか、知りたくはありませんか?)
 また、「アフリカの印象」は既に岡谷公二さんの素晴らしい訳での刊行があるのですが(平凡社ライブラリー) これを読んだ坂口恭平さんが描きに描いた100枚以上ものドローイングから、今回は可能な限りの枚数を収録し、その絵に合わせてシーンを抜粋しての抄訳としました。
 ぎっしり小さな文字の詰まった平凡社ライブラリー版に挫折した方も、読んでみようかな? と思う方も、坂口さんの素敵にユーモラスなドローイングを眺める本として、気軽に本書を手にとってみませんか?
 もちろん! ルーセルの入門編としても楽しんでいただけると思います!
 抄訳ですから、ときどき「えっ、このあとどうなっちゃったの!?」と思う場面もありますが、それは是非、平凡社ライブラリー版でご確認ください!!

 仔牛の肺臓製レール、大みみずがチターで奏でるハンガリー舞曲、一つの口で同時に四つの歌をうたう歌手が登場!?
 とある理由でアフリカにやってきてしまった主人公たちが出会う奇想天外な世界! 
 次は何が飛び出すのか。哀しい恋物語の結末は? そして彼らは、無事にアフリカを脱出できるのか!?

 

抄訳 アフリカの印象 Impressions d’Afrique
 


「逃げたやつらが隠れているのはここか?」
言語に挑み、文章を解体することから決して逃げることのなかった作家レーモン・ルーセルによる言葉の奔流。
仮想のアフリカを舞台に繰り広げられる奇妙きわまりない祝祭の只中で、あなたはきっと熱に浮かされて夢を見る。
奇才・坂口恭平によるドローイングで読む、見たこともない熱帯アフリカ。
希代の言葉の魔術師と、現代の奇才の燦爛たる競演。
機械的で難解なルーセルを少しだけ血を通わせて訳した新訳版で、あなたも奇想世界へ。

 
レーモン・ルーセル×坂口恭平 國分俊宏訳
解説:いとうせいこう
ISBN:978-4-908543-04-3
2016年8月23日発行
ライブラリー版サイズ(160mm×110mm) 306頁
定価:税込み千円

 
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※九州全県配本予定です。
 
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 南阿蘇村の住民たちが一生懸命製本の最後の仕上げ、カバー巻きをしました!
  
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