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売られる戦場買う人でなし 5 斜線堂侑李

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 血塗れの運転手さんに向かって、同居人の住む家の住所を告げる。運転手さんの声はもう震えていなくて、ただ一言「あそこらへんに住んでいる人って、何だか皆さん立派な犬を飼ってらっしゃるんですよねえ」と言った。
「この泥酔女の家でも犬、飼ってましたよ確か。庭で」
「はあ、いいですねえ。私は犬が大好きなんですよ」
「でも、こいつは犬アレルギーだから、一回も飼い犬に触れたことが無いんです」
「はあ」
 運転手さんはそれきり話さずに、ただ黙々と同居人と僕を彼女の家まで運んだ。同居人は一度も目を覚まさずに、何回か寝ている間にえづいた。それを見た僕は、いざとなったら車外に首を突きだそうと、終始同居人の首根っこを掴んでいた。
 この件から、僕は選ばれることを知った。タクシーの列が苦手になったのもあの時からだ。もしかすると、同じようにタクシーの中で自殺しようとしている運転手さんがあの列の中にいたかもしれない。けれど、同居人に選ばれたのはあの運転手さんだけだった。選ばれるものは限られている。
 同居人はこうして見事な勘の良さで運転手さんの命を救ったわけだけれど、これは同居人が特別素晴らしいシックスセンスを持ち合わせているということの証明にはならなかった。人間には、そういうものに敏感になるタイミングが、少なからずあるのである。
 同居人はその後、同じようなシチュエーションに巡り合い、そして、取り返しのつかないことをしてしまった。僕がぶち壊れるきっかけになり、同居人が僕という不良債権を抱え込むに至ったきっかけだ。
 同居人は選ばなかった。いや、選べなかったのである。
 同居人に見過ごされたとある出来事は、ナイフの形をとって僕達の関係性の喉を切り裂き、死に至らしめてしまった。運転手さんを救った時の勘の良さは、あの時全く発揮されなかった。恐ろしいことだ。
 タクシーの件と僕らの件で、僕は選ばれることと選ばれないこと。そして、どうしようもならないタイミングの悪さを知った。
 だから、そういうものを連想させるものは全て嫌いになった。つまり、現実世界のものは大体嫌いだ。
 
 タクシーの列を見て気を滅入らせた。けれど、その不快感も結局一過性のものに過ぎないのだと思い知る。時計の針はやけに進みが遅くて、頭を抱えた。いい歳をした男がまるで鍵を失くした小学生のように彷徨うだなんて、どうしたって悪趣味な喜劇だ。公園でブランコでも漕いでいようと思ったけれど、カップルが公園でセックスをしているのを発見して逃げた。この国の少子化対策に貢献してくれている人間達の邪魔をできるほどの立場でもなかった。いや、嘘。子供達が遊ぶ為のブランコの揺れを利用してピストンしている人間なんて死んだ方がいい。
 客観的に見れば、僕の方が死んだ方がいいのかもしれないけれど。
 このまま僕が死んだら、同居人はきっと幸せになれるのだろうなぁ、と思った。あそこまで凄惨な暴言で満ちたあの諍いのきっかけなんてもう既によく覚えていない。
 僕がバイトにまた落ちたからだろうか。遮光カーテンのついていない電車の為に、カーテン代わりに窓のところへ立っているだけの仕事だ。奇異に見られることにも、長い棒立ちにも抵抗がないと言ったのに、笑顔が足りないからという理由で落とされた。電車内で男が一人、笑いながら突っ立っている事の方がずっと怖いことに、何にも考えていない経営者はわからないのだろう。
 それで、同居人はどうしたのだろう。そもそも、バイトの面接に行ったことを同居人に伝えたかも怪しい。同居人はいつだって蚊帳の外にいて、僕を赦すだけなのだから。知る必要なんてない。
 同居人を縛っているのは同居人が僕に対して感じている罪悪感に他ならない。それだって、同居人がふと、自分の感じている罪悪感と、僕がこうして鬱々と社会に適合できないでいることとの間に相関関係なんて何一つないことに気がついてしまえば解決してしまうような問題なのだ。同居人は素直で明るくて善人だから、わからないだけである。
 それなら、いっそのこと僕が死んでしまえばいいのだ。僕は多分これからも同居人に癒着して生きていくことをやめられない。心のどこかではそれを当然の権利なんじゃないかとまで思ってしまっている。今夜だって、鍵さえ忘れていなければ、季節外れのサンタ・クロースよろしく同居人の眠るあの部屋にこっそり帰っていただろう。ご存じでしょうか。馬鹿は死なないと治らないんですってよ!
 僕は死ぬことにした。
 行動的だと評されてもいいような場面で短絡的だとか衝動的だとか言われてきた僕が、公園から離れる。一刻も早くこの素晴らしい考えを実行に移さなければ。こんなに気持ちが高ぶったのは久しぶりだった。
 まるで水を得た魚。ドライアイ気味だと同居人に指摘された目がぐるりと回って何処か高い建物を探す。電車はもう動いていないし、車に飛び込むのは運転手さんが可哀想だ。飛び降りられるマンションの住人はたまったもんじゃないかもしれないけれど、イギリスでは人の死んだ建物は高く売れるらしい。考え方次第なのだ、と思う。問題ない。
 同居人と暮らすアパートと同じくらい小奇麗なマンションを見つけた。高さは多分十階建てくらい。もやしっ子と散々言われてきた僕だから、きっとそのくらいの高さでも死ねるだろう。夜なのに煌々と明かりの灯るマンションのロビーへと歩みを進めた。
「ちょっとお兄さん、困りますよ」
 高そうな観葉植物の前で、不機嫌そうな警備員が僕を止めた。年の頃は三十代くらい。色々と不機嫌な御年頃なのだろう。僕はなるべく無害そうな笑みを浮かべながら口を開く。
「僕、ここの住人なんですけど、鍵……そう、鍵、忘れちゃって」
「ここの住人の顔だったらわかるはずなんですけど」
「僕、少しばかり影が薄いんです。甲斐性が無いからですかね」
「それじゃあ、部屋の番号教えて貰っていいですかね」
「九〇二号室です」
「残念、この建物八階建てなんですよ」
 八階建てときたか。目測では十階建てくらいだと予想したから、敢えて九階の住人を装ったというのに。警備員は完全に僕を訝しげな目で見ている。
「……そうだ、警備員さん。この先オートロックあるんですよね。ちょいと警備員権限で開けてくれませんか。僕はなかなか小心者なので、知らない人をインターホンで叩き起こすのには抵抗があるんです」
「そんなこと言われて開けられるはずないでしょう。さっさと帰って寝てくださいよ。もうすぐ夜が明けますよ」
「別に強盗しようってわけじゃないんです。清廉潔白ですよ。なんならボディーチェックだってしてくれて構わないです。こんなラフな格好で人の家に押し入ることなんて出来やしませんって。ね?」
「どうせここの八階から飛び降りて死んでやろうとか考えてるんでしょう。そういうの困るんですよ」
「困る? 慣れてるんですか?」
「昔僕が新人だった頃、そういう言葉に騙されて三回くらいオートロックを通したことがあるんですよ。そういう人達ってなんだか、凄く軽やかにここへやってくるもんですから。その内二人は死にました。飛び降り自殺です」
「ちなみに残りの一人は?」
「手ぶらで下着泥棒に来た男でした」
 警備員は遠い記憶を探るかのように目を細める。夜なのにこんなに明るい場所にいる気分って一体どんなものなんだろうなぁ、と思った。夜の良いところなんて、偏に昏いという点だけなのに。
「ここではもう二人も人が死んでるんですね。よく住人が逃げ出さなかったもんだ」
「二回とも、こっそり処理しました。白昼堂々やられでもしなければ、皆さんが起き出す前に処理することも簡単なんですよ。多分、どこのマンションでも同じじゃないですかね。正直、何処でだって人は死んでるんです。どんなマンションでも人が飛び降りてるんです。でも、何処だってそれは隠す。住人に逃げられたらたまったもんじゃない。イギリスでは人が死んだマンションの値は上がるらしいですけどね。幽霊が大好きだから。でも、生憎ここは日本です」
「幽霊を見たことは?」
「いいえ、一度も。ここは明るいですからね」
 幽霊は明るい場所には出てこないと知っているような口振りだった。幽霊になったからこそ、明るい場所に出て行きたい人間も少なからず存在するだろうし、むしろそういった人間の方が八階から飛び降りるんじゃないだろうかと僕は思う。僕がここから死んで幽霊になれたら、まず間違いなくここの警備員さんにお礼を言うだろうし。
「それで、オートロックは開けてくれないんですか」
「開けられませんよ。死にたがっている人に対してなら特に」
「でも、今までの三人は見過ごしたじゃないですか。その内、死んだのは二人だけで、なおかつここの住人は誰もそのことを知らない。それなら、僕が死んだって構わない訳でしょう?」
「駄目ですよう。だって、今度は隠し切れないかもしれないじゃないですか。もう、夜が明けますよ。一日が始まっちゃう。僕は夜が明けたら交替をしてタイムカードを切って、パンケーキを食べて帰って眠るんです。貴方の自殺をなかったことにするなんて、疲れちゃいそうじゃないですか」
 警備員は観葉植物の葉をぶちぶちと千切りながらそう言った。手持無沙汰なのだろう。どうりでここの観葉植物の葉っぱは貧相だと思った。口寂しさを理由にするキスみたいだ。キス代わりに押し付けられる煙草みたいだ。
 どうやら、ここでは死なせてもらえないらしい。警備員を説得するのには随分時間がかかりそうだし、愚図愚図していたら多分そのまま夜が明ける。夜が明けたら、自殺なんて物騒なことを、誰も赦しちゃくれないだろう。
「僕はですねえ。ここが掟の門だったなら、っていう想像をしながらいつもここを守ってるんですよ」
「掟の門? 何ですかそれ」
「今はこの門を通るべきじゃない。けれど、二秒後はどうかわからない。三日後はどうかわからない。夜が明けたらこの門は閉じられるかもしれない。転じて、死ぬ前に少しは本をお読みなさいって意味です。ミステリーなんてものを読むんじゃありませんよ。やっぱり、読むならカフカです」
 僕は神妙に頷いた。同居人がドンピシャで買ってこない限り、僕はカフカを読まないだろうけれど、人恋しい夜に話し相手になってくれただけでもありがたいのだから、アドバイスだけは神妙に受け取っておくべきだろう。警備員は千切った観葉植物の葉を床に放り投げる。爪が緑色に染まっていた。
「それではまた、お元気で。八、というのは末広がりなんですよ。いい数字でしょう」
 頷いて、ロビーを出た。ちなみに僕と同居人が暮らす部屋は、一〇八号室だ。開けてなんかまったくいない。煩悩に塗れた部屋だった。
 外に出ても、まだ辛うじて夜だった。例えるなら、夜の首に手がかけられて、爪が皮膚を少しだけこそげ落としているらへんだろうか。そこで早々にとどめを刺してやらない辺りが、朝のサディスティックな部分なのである。
 喉が渇いていたけれど、鍵なんて重要なものを忘れてきたくらいだったから、当然財布も持っていなかった。虫が集りそうな明るさの自動販売機が眩しい。同居人がここにいたら、何も言わずにココアを買ってくれるんだろうな、と思う。同居人は僕にココアを買い与えるのが好きなのである。
 ココアが好きなのは僕じゃなく同居人の方だ。自分がもらって嬉しいものを人に与えなさい、という教えを愚直に守る同居人の育ちはいい。同居人に関しては、本当に褒めるところしか見当たらないのだ。嘘でもお世辞でもなく、本当に。例えば、こうして僕に出会うタイミングだとか。
「いつも帰ってくるはずの時間からもう二時間四十八分くらい経ったよ」
 同居人はそう言った。感情の読み取りづらい声だった。
 僕の家出の範囲なんてとても狭い。同居人が書を捨てて外に出れば、すぐに見つかるくらいの場所にしか僕は行かない。どこまでも行けるだけの行動力さえあれば、僕はあんなところに住んでいないからだ。
 ここの自動販売機は、いつも同居人がココアやおしるこを購入する行きつけの自販機だ。
 我ながらわかりやすいところにいたと思うけれど、どうかそれが見つけて欲しいから、なんて甘ったるい理由からだとは思わないで欲しい。
「二時間四十八分……」
「映画が一本終わって、感想まで語り合えそうな時間だ」
「正確に測り過ぎだろ、それ」
 同居人は笑わなかった。誰かの葬式に参列しているかのような沈鬱な表情で、僕の言葉を聞いている。
 同居人の手にはエアガンが握られていた。
 僕の視線がエアガンに一心に注がれていることに気が付いたのだろう。同居人がつまらなそうな声で「護身用だよ」と教えてくれた。護身用。僕は頷いてエアガンから目を逸らした。一体、何から身を守るつもりなのだろう。
「もう夜が明けるよ。どうして帰ってこないの?」
「……もしかして、今までもずっと起きてたの?」
 同居人は答えなかったけれど、無言は肯定とみなすという取り決めをあらかじめ交わしてあったので、意志の疎通はスムーズだった。
 同居人が眠ってから帰るのが定石だったはずだった。けれど蓋を開けてみれば何ということでしょう。同居人はいつだって僕の帰りを待っていたというわけだ。それも、いつもとは少しばかり様子が違うと即座に気付く程度には注意を払って待っていたのだ。
「そうなんだ、知らなかったよ」
「うん」
 ここで声を荒げるのはあまりにみじめだ。だから、馬鹿にしてるのか、とか哀れんでるのか、とか、そういうことは絶対に言わなかった。
「昔は夜があんなに長かったのに、今は凄く短く感じるよ。そういうことってあるだろ?」
「特に、君が私と喧嘩して、君がいなくなっちゃった夜なんかは」
「あれは喧嘩じゃないよ。八つ当たりっていうんだ。素人目には少し判断が難しいかもしれないけど」
「帰らないの?」
 同居人の目は真っ直ぐ僕を見ていた。どこまでも真剣で、躊躇いの無い目だ。
「帰ってきてよ。待ってるんだよ。私、何でもするから。お願い、戻ってきてよ」
 同居人の手が震えていた。それも、片手だけだ。エアガンを握っている方の手だけは全く震えていやしない。同居人の声は震わそうとして、逆に失敗しているみたいだった。同居人には、迷いや躊躇いが全く無いのだった。
 一体、どうしてそんなことを言うのだろう。
 僕は同居人に酷いことを言った。思い返すのも罪なんじゃないかと思うくらい酷いことをこれでもかと言ってやった。同居人は理不尽な僕の言葉に黙って耐えていた。それが贖罪になるのなら、と思いながらじっと耐えていた。馬鹿みたいだ。僕の言葉に八つ当たり以上の意味を見出そうとする方が傲慢なのに。
 同居人は僕が死んでしまった方が確実に幸せだろう。僕が死ぬ前の猫みたいに行方を眩ませて、自販機を物欲しげに見つめながら野垂れ死んでくれた方が、ハッピーに生きられるだろう。
 賢い大学を出たはずの同居人の行動も思考もまるで支離滅裂だった。
 前々から気が付いていたことだけど、やっぱり同居人は頭がおかしいのかもしれない。そうに違いない。だから、こんな真夜中に僕と押し問答を繰り返し、エアガンまで持ち出して僕を連れ戻そうとしているのだろう。そうでなくては許さない。
 どう足掻いたって僕の理解の範疇を越えている。一体何をしたら同居人が僕に愛想を尽かすのかが予測できないから、ふと見限られるきっかけになるものがわからない。加えて、僕は同居人の頭を元に戻してあげられる魔法の呪文を知っている。ただ一言。たった一言。僕が同居人を赦してあげるといってやればいいのだ。そうしたら素敵な同居人の頭のネジは綺麗に嵌り、きっとハッピーエンドが待っているだろう。
 でも、今みたいな無職のままであのアパートを放り出されたら僕は完全に死んでしまう。実家には戻れない。さっきまでは死んでやろうと思っていたけれど、同居人にこうして見つかってしまった以上、その決意だって完全に萎えてしまった。
 だから、今夜も僕は同居人と暮らす為に、彼女を絶対に許さない。
「……何とか言ってよ」
 同居人は子供のように情けない声でそんなことを言った。悲しそうな顔は、恐ろしい程同居人に似合わなかった。
「……いや、帰ろうと思ってたよ。本当に」
「嘘だ。それなら、こんな時間になるはずないよ」
「違うんだよ。家の鍵、忘れちゃってさ」
「鍵?」
「寝てるのにインターホン鳴らすなんて非常識だろうから、朝を待ってたんだ」
「いつからそんなに気遣いさんになったの? 私が眠ってる横で急にヘッドホンもつけずに『天使にラブソングを』なんかを観だす人間だったじゃないか」
「あの映画は名曲の宝庫だからね。君にも聞かせてやろうと思ったんだよ」
 段々と空が紫色になっていく。明日の天気はあまりよくないのかもしれない。這い寄るように変わっていく空の様子は精彩に欠けていた。今日と明日との境界線が一緒に溶けて、新しい一日が始まる。
「帰るなら、もういいよ。今度はインターホン鳴らしてよ。起きようが何しようが、どうでもいいから」
「そもそも、今度は鍵を忘れたりしないよ」
「うん。それがいいよ。そうじゃなきゃ駄目だ」
 同居人の目の端が赤くなっていた。もしかしたら、同居人は僕がいなくなってから少し泣いたのかもしれない。それか、彼女はただ単純に眠いのだ。眠らずに迎えた明日は、きっとしんどいものとなるだろう。
「明日も出勤?」
「明日っていうか、今日だけどね。今日は水曜日だもん。私ねえ、人が死ぬのはいつだって水曜日な気がしてるんだ。だって、週の真ん中なんだよ。いつだって真ん中っていうのは魔の領域だから」
「それなら、僕も死ぬと思ってた?」
「そんなことないよ」
 同居人は嘘を吐くのが下手だ。
「もう朝だしさ、もう少し待って何処かで朝ごはんでも食べて帰ろうよ。パンケーキとかソーセージとか、そういうものをさ」
「そんなこと言って、まだあと開店まで二時間くらいはありそうだけど」
「でも、折角外に出たんだから。ほら、君の嫌いな星が消えていくよ」
 星が嫌いだと言った覚えはなかった。けれど、夜の隙間を埋めるように輝く星達が消えていくのは、なるほど確かに見ていて気持ちが良いものだった。
 
(続く)

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斜線堂侑李(Syasendo Yuri)

作家志望ここに極まれり http://goodbyeapril.blog.fc2.com