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九州発! 日本中が楽しくなるWEB文芸誌。美術館・博物館のイベント情報、気になる本や本屋さん、読みたい物語がきっと見付かります
20151126

【初期作品をもう一度】地味なグッバイ 最終回 伊藤佑弥

「やった!」  教室内で僕の声が響く。やった。アキに会える。頑張った甲斐があった。アキに会える。色んな想像をする。会っ…2016/03/01

20151126

【初期作品をもう一度】地味なグッバイ 3 伊藤佑弥

 手伝ってと言われても、何をしていいかわからず立ち上がり見ているだけ。何度も傘を踏む彼女。いじめられて、おかしくなったの…2016/02/16

santaro

【旧制高校生必読の書】三太郎の日記 11 阿部次郎

十一 別れの時   1    ニイチエは屡※二の字点「別れの時」と言ふ言葉を使つた。彼の超人は一面から云へば幾度…2016/02/11

santaro

【旧制高校生必読の書】三太郎の日記 11 阿部次郎

十一 別れの時   1    ニイチエは屡※二の字点「別れの時」と言ふ言葉を使つた。彼の超人は一面から云へば幾度…2016/02/06

water

時間の片隅 最終話 ノムラたけし

 ワガママなど言ったことなどなかった妻の口から出た言葉は 「私のこと、殺してくれない、かな?」  だった。いつかはこ…2016/02/05

20151126

【初期作品をもう一度】地味なグッバイ 2 伊藤佑弥

 よし渡そう。決めた。好感度はアキの好感度もあがるのかなあ。だとしたらそれは嬉しい。階段を降りて教室を探す。わかるのは顔…2016/02/02

santaro

【旧制高校生必読の書】三太郎の日記 10 阿部次郎

十 蚊帳   1    蚊帳は艶なもの、悲しいもの、親味の深い懷しいものである。木綿の蚊帳はあの手觸りのへな/\…2016/01/28

santaro

【旧制高校生必読の書】三太郎の日記 9 阿部次郎

九 三樣の對立     1    人は我持てりと云ふ。余は我持たずと云ふ。人は確信し宣言し主張する。余は困惑し…2015/12/14

fuhkindoh

風琴堂覚書 マヨヒガ 五 菅野 樹

五    街路樹の桜が今を盛りと咲き乱れる頃、久しぶりに私はあの方にあった。路面電車の電停で、行きかう電車を見送る青…2015/12/03

water

時間の片隅 2 ノムラたけし

 四年の間、妻は甲斐甲斐しく働き続けた。一緒に暮らしてからというもの朝食が出ない朝は一度もなかった。自分の仕事がどんなに…2015/12/02